映画『ボヘミアン・ラプソディ』すべての人が、マイノリティーである
すべての人が、マイノリティーである。
伝説のバンド、クイーンとボーカルのフレディを描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』の公開に合わせて、数日前、NHKでバンドメンバーの独占インタビューが放送されました。
そのインタビューで、印象に残ったのが、バンドメンバーが言った冒頭の言葉。
すべての人が、マイノリティーである。
ボーカルのフレディ・マーキュリーが、エイズによる気管支肺炎で亡くなったのは、1991年11月24日、45歳の時。マイノリティーであることに、生涯苦悩していたそうです。
バンドメンバーは、マイノリティーは、フレディだけではなく
自分も含め、すべての人がマイノリティーであると話したのです。
これには、ものすごく共感しました。
外から見て、分かりやすいマイノリティーだけが取り上げられますが、
外から見て分からないマイノリティーもたくさんある。
たとえば、先日、発達障害の方の講演会に行きましたが、
見た目は、なんでもできるビジネスマン。
頭の回転がよく、特技もたくさんあって、
今ではどこからどう見ても、エリートですが、
発達障害を抱えていて、人と違うことから学校になじめず、
幼いころは大きな生きづらさを抱えていたそうです。
この方がおっしゃっていました。
一番大切なことは、
不得意を補うのではなく、
得意を磨き上げること。
自分にふさわしい居場所さえ見つけられたら、
その人はでっかく輝く。
もちろん私自身も、マイノリティー。
ふさわしい居場所がピンポイントすぎて、
見つけるのにたいそう時間がかかっています。
まだ見つけ途中。
だから、さまざまなマイノリティーに対して、
自分ごととして、共感するのかもしれません。
目前の目標は、ママ出版社を軌道にのせること。
だけど、大きな軸のライフワークは、マイノリティーに関すること。
いつも心の奥底にあることを
ここでメモっておきたいと思いました。