電子書籍をつくる授業
高校の家庭科の教師をしている妹と話していて、
おもしろいことを聞いた。
受け持っている授業のひとつに、情報教育があり、
新しい取り組みを始めようとしているそうだ。
それが「電子書籍」。
パソコン音痴の私にとって、電子書籍をつくるなんて
とても歯が立たない、ハードルが高いイメージがあった。
ところが、驚いたのは、高校の授業で取り入れている
先生がいらっしゃるのだそう。
授業で、電子書籍をつくっちゃうなんて、すごい。
その先生は、水泳部の顧問なので、
長年研究してきた水泳の泳法について、
電子書籍にまとめたそうだ。
妹も、情報教育には、ちょっと苦手意識があったのだけど、
電子書籍には、がぜん興味がわいた。
今までブログにアップしていた
家庭科の授業研究を、電子書籍にまとめたいと考えたのだ。
そして、その技術と経験を授業で伝えれば、
生徒自身が、自分の興味のあることを電子書籍にするだろう。
「高校生が電子書籍の作家になっちゃうかもね」
と楽しそうに話していた。
電子書籍のメリットは、
本をつくって、インターネット上の書店で販売するところまで、
まったく費用がゼロということ。
パソコンが苦手な人でも
電子書籍を簡単につくることができる。
そうすれば、自費出版のハードルがますます低くなる。
まさ出版でも、電子書籍をひとつの方法に加えてみてはどうか。
もうひとつの目標が生まれた。