ゆめカフェができるまで           

今度はおぬしが夢を叶える番じゃ

落ち込んだ日の「パエリア&ワイン」

 

ぐーーっっと落ち込んだ日。
私はキッチンに行き、フライパンを取り出す。

 

①オリーブオイル大さじ1を入れ、火をつけ
米3/4カップ(150cc)を加えて炒める。

②水1カップとパエリアの素1袋(スーパーで100円2袋入り)を加えてかるく混ぜ、冷蔵庫にある残りものの魚肉をのせる。

③沸騰したら弱火にして、ふたをし、15分加熱。

④水けがなくなったら火を止めて、ふたをしたまま10分蒸らす。
食べる前に強火で焼きめをつける。

 

残りものとご飯を合わせるので、チャーハンの洋風版、といった感じ。

今日は、昨晩の残りの鶏ソテーとソーセージ1本をキッチンバサミでちょきちょき。スーパーの安売りでゲットして冷凍しておいた甘塩鮭の切り身(88円!)を凍ったままどーん。

 

パエリアって、難しそうなイメージがありますが、
上のとおり、作業は、米を炒めて、残り物を上におく、
それだけです。5分もかかりません。

 

で。とびきりおいしい。
良質のタンパク質がたっぷりとれる。
ワインに合うのもまたまたいい。

 

フライパンのまま食卓に運んで、熱々でいただきます。
もちろんワインもいっしょに。

おいしい。
ものすごくおいしい。

 

浮世の問題はまったく解決していなくても、
タンパク質をとると、なんだか元気がモリモリ出てきます。

 

ご飯がおいしい。
おいしいと感じられる健康な体があることが、まずありがたい。
パエリアの鮮やかな色を見られる目があることが、まずありがたい。
このご飯をじっくり味わえる時間があることが、まずありがたい。
いまハッピーだ。
まるまるオッケー、それで十分ではないか。

 

落ち込んだときの対処法って、人によってさまざまだと思いますが、
私はなんといっても、おいしいご飯。

キッチンで無心に手を動かしている時間も大切で、
米を炒めている間に、凍ってしまった心が徐々に
あたたかく解きほぐされていきます。

 

自分でつくれば、材料に好きなものを使えるし、
外で食べるよりずっとお金がかからないのも魅力。

こんなにおいしくできて、お得~、とほくほくしているうちに
すっかり元気になっていました。