ゆめカフェができるまで           

今度はおぬしが夢を叶える番じゃ

【20日目】ユニフォーム&看板をつくる

 

2019年8月8日(木)

【ユニフォームをつくる】
カフェで、店員さんが着ているおそろいのユニフォーム。
『かき氷の魔法』でも、接客係の女の子が、
お姉さんの服を借りて、ユニフォームを考えた。

こんな感じで、わざわざ買うのではなく、
家にあるもので、なんとかできないかな。

いろんなお店をのぞいて、
店員さんのユニフォームを観察してみる。

なるほど、上から下まで、
全部オリジナルの
コーディネートで揃えているところもあるけれど、
大手チェーンのカフェは、エプロンだけおそろいで、
下はシンプルな白のポロシャツと黒のパンツ。

みんな同じ服を着ているように見えるけど、
よーく観察すると、同じ白のポロシャツ、黒のパンツでも
デザインは人それぞれ。
たぶんエプロン以外は、私服なのだろう。

服を全部そろえるのではなく、
エプロンだけユニフォームにしよう。
それも、今おうちにあるエプロンでなんとかしたい。

おそろいの缶バッジをつくる?
調べてみると、100均の材料でつくれるらしい。
でも、不器用なので綺麗につくるのはちょっと難しそう。

そうだ!
2号は、絵を描くのが好きなのだから、
エプロンに、絵を描いてはどうだろう。
いつか叶えたいと夢見ていた、アニマルカフェの絵を描く。

武蔵小杉のグランツリーにある手芸屋さんに行ってみた。
店員さんに、布に絵を描ける道具ってありますか?

ありました。
「布用水性アクリルペイントマーカー
セタマーカー 不透明色」300円(税別)

ペイントしたあと、1時間ほど乾燥させ、当て布をして
5分間ドライアイロンをかけると、洗濯をしても落ちないそうだ。

汚れてもいいとき用に、購入しておいた
黒エプロンがちょうど3着ある。
2号、3号、私。

白の布用マーカーを購入し
エプロンには、まず店の屋号を入れる。

あ、そうだ。
屋号を決めてなかった。

【屋号を決める】

名前を見ただけで、どんなカフェなのか
分かるようなシンプルなのがいいなあ。

アニマルカフェと本屋さんがくっついているのだから、
animal cafe & book

名前は……
そういえば、以前考えていたのがあったな。
まさ出版の頭文字をとって
エムズ 

2号に、何かいいアイデアない?
一応こんな候補があるけど、と相談すると
即答で「ああ、それでいいよ」。
名前には、とくにこだわりがないらしい。
あれこれ考える前に、あっさり決まった。

animal cafe & book「エムズ」

白のマーカーを見せると、
2号の目が輝いた。
へえー、布に描けるペンがあるんだ!
すぐに、エプロンの裏に試し書きを始めた。

【ロゴ】
ついでに、アニマルカフェの「ロゴ」も入れたいね。
どんなのにしよっか。
あ、そうだ。
アニマルだから、あずちゃんに、ネコの絵を描いてもらおっか。

「あ、それいいね!」
こちらもすんなり決定。

【ペットボトルをリサイクルしたバンダナ】
エプロンのユニフォームに加え、
「バンダナ」を首にまくか、帽子のかわりに頭にまく。
これは、ペットボトルをリサイクルしてつくった風呂敷を利用しよう!

ペットボトル風呂敷は、
イギリスで生まれた石けんショップ「RUSH」で見つけたすぐれもの。
イギリスのデザイナーが、日本の風呂敷文化が素晴らしいと感銘を受け、この商品が生まれたのだと、店員さんが教えてくれた。
考えてみたら、日本には昔から風呂敷というエコバックがあったのだ。
RUSHならではの、カラフルな色合いと、おしゃれなデザイン。
気に入って3枚購入した。
今は、お弁当を包むのに大活躍しているけれど、
これをアニマルカフェ共通のユニフォームとして採用する。

私と2号、3号でそろえれば、
ユニフォームっぽくなるだろう。

【ペットボトルをリサイクルしたボックス】
本を入れるケースは、ペットボトルをリサイクルしたフェルトボックスを利用する。
折りたたみできるし、軽いから自転車で持ち運ぶにはぴったり。

この製品に出会ったのも、偶然だった。
北九州の実家に帰省したとき、
ボルダリングスタジオの靴ケースとして使われていた。
デザインに一目惚れして調べたら、
たまたまペットボトルをリサイクルしたものだった。
残念ながら、ドイツのメーカーでは生産終了したとのことだったが、
卸先に在庫が一個だけ残っていたとのことで(奇跡!)、
よかったら使ってくださいと、我が家に送ってくれたのだ。

【看板をつくる】

アニマルカフェの看板は、
2号が、100均で手に入れた黒板シートに店名とメニューを書く。
これを段ボールに貼った。

ちなみに、まさ出版の看板は、あこがれの「くるみの木」みたいな
木の看板がいいなと夢見ている。
中原工房でつくれるといいなー。