ゆめカフェができるまで           

今度はおぬしが夢を叶える番じゃ

【18日目】等々力公園ふるさとの森で「出張カフェ」


2019年8月6日(火)

今日は、Iちゃんと原画展の打ち合わせの日。
隣町まで、自転車で30分。
ペダルをこぎながら、アニマルカフェのことについて考えた。

昨日の日記で書いたように、
メニューについては、
家庭の料理とは違って「万人うけする味」を考えなくてはならない。

さらに、場所についても
コトニアガーデンで行うことになっていたのだけど、
イベントの会場設営の関係で、12日は使えなくなった。

というわけで。
メニューも場所も、
いったん計画をゼロに戻して考え直すことになった。

今回は、第一回目。
たくさん理想はあるけれど、すべてをクリアすることに
こだわっていては、計画倒れに終わってしまう。

一番優先するのは、アニマルカフェを開催すること。
もうひとつは、プラゴミをださないこと。
どうしても譲れない2点のみにゴールを絞った。

まずカフェのメニューについて。
ビネガーシロップでは、「すっぱいものが苦手」という
友人の子どもには、不評かも。

そこで、ビネガーシロップのほかに、
一般受けするかき氷を加えてはどうか。
本格的な営業だと、業務用のかき氷器がないとできないけれど、
アニマルカフェ第一回目のお客さんは、友人親子のみ。
少人数なのだから、家庭用で十分だ。

せっかくの機会なので、
何年も前から2号が欲しいと言っていた
「フワフワ氷が作れる電動かき氷器」を購入しよう。

インターネットで調べてみると、
出てくるわ、出てくるわ、ものすごい種類の製品がある。
一度に大量に作れるもの、コンパクトなもの、
削る粗さを調整できるもの、専用製氷機orバラ氷専用
流行の台湾風かき氷がつくれるもの。
かき氷だけではなく、冷製料理にも使えるもの。
値段も、2000円台から数万円までピンキリ。

はてどれを選べばいいものか……。うーーーん。

延々と大量の商品説明を眺め続けること1時間。
ふと「コードレス」という文字が目に入った。
ドーシシャという会社の商品で、価格は3000円程度。

なぬ? かき氷器にコードレスタイプがあるんだ。
単3電池4つで動く。
専用の製氷機で作った氷のみ、というかき氷器が多かったが、
これは、一般的な冷蔵庫で作れるバラ氷OK。

ということは、
場所を選ばず、どこでもかき氷ができるということ。
コンビニで氷を買えば、手ぶらで行って、その場で作れる。

ということは!
「出張カフェ」ができる。
いろんなイベントやワークショップに出かけるのはもちろん、
たとえば、等々力の森でカフェができる。
イベントのとき「おもてなし」として、
ソーダやかき氷をつくったら、喜ばれるだろうな。

第一回目アニマルカフェは、
等々力公園のふるさとの森にしよう。
森のベンチで、子どもたちを遊ばせながら
アニマルカフェ。
アニマルはいないけど……
いた!
いつも私が仕事をしているテーブルの隣に、
白い美しいネコをつれたイリーナさんがやってくる。
イリーナさんのお友達もペットをつれてやってくる。

2号の大好きなネコがいるカフェ。
すごい、バッチリだ。

出張カフェなら、
森だけではなく海でもできる。

海でシュノーケリングをたっぷり楽しんだあと、
砂浜で、海を眺めながらかき氷を食べる。
最高のカフェだ。

口コミ情報によると、氷を入れる容量が小さめらしいが、
コードレスという一点を優先して、ドーシシャのかき氷器に決めた。