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今度はおぬしが夢を叶える番じゃ

文章を書く、という原点に戻る②~「Own Media=インフラ」を育てる~


原画展をきっかけに、文章を書くという、自分の原点に戻ることをきめた。
文章を書く舞台はブログ。

小さい小さい自分の拠点となる場所。
ブログをOwn Media(自分のメディア)として育てる。

 

 

人気ブロガーのちきりんさんは、著書の中でこう述べている。
「Own Media(自分のメディア)はインフラ」
『「自分メディア」はこう作る!』(文藝春秋)より

 

--自分のサイトを育てることは、将来何か新しいことをやるためのインフラを整備し、維持しておくようなものです。ライターを目指すのでも収益化を目指すのでもなく、「ちきりんの日記」という場所の運営者として、その場所の価値をできるだけあげていくこと、それを目標として設定したことは、ちきりん活動の指針の大方を規定する、重要な決断だったと思います--

 

 3号が、保育園を卒園するまでは、地道にOwn Media=インフラを育てる。将来何か新しいことをやるためのインフラを整備し、維持しておく。それが、今できることだ。
 
 3年前にスランプにおちいって以来、まだまだ本調子ではない。だけど、今回、むりやりパネルの文章を書いたことで、言葉が降りてくる、かつての手応えを感じた。
 ブログをMediaに育てるためには、なるべく定期的に更新したほうがいい。毎日、小さくてもいいから、くるくる更新できるような、習慣をつくろう。
 
 出版社につとめていたとき、毎朝、出勤前に30分だけ原稿を書いていた。1号と2号が赤ちゃんのときも、朝30分だけ原稿を書いていた。忙しくても、その30分があるから、毎日前に進んでいる充実感と安心感があった。そのときのことを思い出して。

 

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以下、ちきりんの本の中から抜粋。

◎私の場合は、ライターになりたいわけでも、本業のプロモーションをしたいわけでもありませんでした。「何かおもしろいことができる、自分の場所を持ちたい」という考えのほうが大きかったのです。
◎価値観の似たタイプの読者が多数集まるようになれば、アクセス数が増えて広告料が入るなどというレベルを超えて、様々な新しい(そして楽しい)試みが可能になる。そう確信していました。
◎「書籍を出すのもブログへの集客の手段」と考えている理由も、ここから来ています。著作がある、単著があるということは、リアルなビジネスの世界で信用力を得るためには大変役に立ちます。けれども本は「コンテンツの塊」であって、「発信できる場所」ではありません。ほとんどの本は出版後1年もたてば、書店で探すのも難しくなります。そんな著作を何冊も持っていることより、毎日何万人も訪れてくれるサイトを持っているほうが、圧倒的に発信力は高いのです。