母のオフ
友人のママ編集者Iちゃんと、久しぶりにランチした。
ふと、つぶやくIちゃん。
「平日の午前中ぼーっとしたい。ただひたすら何もせずぼーっとしたい」。
「休日」ではなく、この「平日」という点が大事なのだ。
休日は、手のかかる小さな子供がいる母にとっては、
オフではなくオンタイム。
仕事とは使う頭が違うから、リフレッシュにはなるのだけど、
あくまで「オン」。
本当の「オフ」とは、ぼーっとすること。
Iちゃんは、オフのとき何をしているの? と聞くと
「だいたいテレビを見てるんだけど、見ていない。
平日の夜は疲れきって帰ってきて
子供の世話をして、次の日の準備をしたら眠るだけ」
夢ものがたりだけど、
たとえば週休3日ならそれができる。
午前中ぼーっとして、午後美容院や買い物をすることができるだろう。
休日に、子どもを夫にあずけてカフェに行こうと思っても、
都会の店はどこも激混み。平日だからこそ、静かにぼーっとできる。
週3日会社員をして、「定収入」というベースを確保したうえで、
週2日は適職とは別の天職、週2日は家族タイム、
それが理想のスタイルだよねーと話した。
いや本当に夢物語なのか?
実際にやろうと思えばできるのでは?
できないって決めつけているのは自分。
自分の理想のライフスタイルとはどんなものか。
本気で手にしようと思えば、実現できる。