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今度はおぬしが夢を叶える番じゃ

くじらの絵本を「デジタル絵本」にして出版する

2019.6.16(日)

「デジタル絵本を出版する」
昨日、思いついた。

夢見ヶ崎の絵本では、いろいろなタイプの製本を試みた。

①A5サイズの絵本 ②ハードカバー ③紙芝居 ④大型絵本、
⑤A3一枚えほん 

これは、役所とタッグをくんだからこそできたこと。
くじらの絵本と八百万の神さまの絵本は、完全に自費出版だ。
製本の費用はかけられない。
絵をメールで送ったり、A5サイズの見本を作って
郵送しようと考えていた。

昨日、たまたま神奈川県の広報誌を見ていたところ、
森と水をテーマにしたデジタル絵本が紹介されていた。

QRコードスマホで読み取ると、簡単に見ることができた。
これだ……!!

絵とナレーションで、絵本が見られる。
すぐにあずちゃんにも送った。
NHKのてれび絵本みたいだね、とあずちゃん。

あ、そうだ。あんな感じ。
夢見ヶ崎の絵本は、すでに区役所のホームページで
全ページを公開している。
だけど、あくまで全体を紹介しているだけで、
絵本を一ページずつ
めくりながら読んでいる感じではない。

〈メリット①読み聞かせをしてもらっているような臨場感〉
デジタル絵本にすれば、
一枚、一枚、次のシーンにうつり、ナレーションがついていて、
まさに、絵本の読み聞かせをしてもらっているような感じ。

〈メリット②字が読めない子供もOK〉
しかも、スマホタブレットがあれば誰でも見られる。
字が読めない子供も見られる。
紙だけだと一部の人の目にしか届かないけど
デジタル絵本ならたくさんの人に届けられる。

〈メリット③製本費用がかからない〉
制作する側のメリットは、
なんといっても製本費用がかからず、
たくさんの人たちに見てもらえる。

〈メリット④紙の絵本の購入につなげる〉
デジタル絵本を見て気に入ったら、
紙の絵本を購入たいと思ってもらえるかもしれない。

〈メリット⑤国内、海外の人に広く見てもらえる〉
デジタル絵本に国境はない。海外の人にも見てもらえる。
ラッシュや日本環境設計のような環境問題に取り組んでいる企業、
プラごみや食品ロスに取り組んでいるNPO、役所の各部署。
サルパを広めているサルベージ協会。
一度、デジタル絵本という形にしておけば、
わざわざ紙の見本を送らなくても、
見てもらいたい人たちに、URLさえ送れば見てもらえる。

〈メリット⑤媒体で紹介できる〉
デジタル絵本にしておけば、
神奈川県の森と水の絵本みたいに、
かなちゃんTVやタウンニュース、
地域新聞、広報誌に紹介してもらいやすい。
紙媒体だけだと、紹介できない。

夢見ヶ崎のA3マップを制作する予定だから、
そこにもデジタル絵本のQRコードを掲載できる。
いろんな媒体にQRコードを掲載して、
幅広い世代、地域の人たちに見てもらえるといいな。

〈メリット⑥娘2号のプログラミング教室になる〉
くじらの絵本をデジタル絵本にする、という話をしていたら
娘2号がすかさず「私がつくる!」
そうだった、すくらっちで、くじらの絵本をつくってもらったのだ。
あのときのギャランティーに味をしめて、
「ラッキー、いい仕事がゲットできる」と思ったようだ。
「今度のは、本当に商品になるものだから、
クオリティーが高くないといけないよ。
何度もやりなおしになるかもしれないけど大丈夫?」
と聞くと、「うんやってみたい」とやる気十分。
これは、プログラミングを学ぶいい機会になる。
思い切ってまかせてみようと考えた。