ゆめカフェができるまで           

今度はおぬしが夢を叶える番じゃ

『まんぷく』個人ではなく、全体の視野をもつこと

NHKの朝の連続テレビ小説まんぷく』で
心に残ったシーンがありました。

主人公のまんぺいさんは、即席のチキンラーメン
苦労を重ねて開発します。
ところが、別の会社がその製造法をマネしたうえに、
自社がつくったかのような宣伝をします。

まんぺいさんは、くやしくて、くやしくて、
夜も悪夢を見るほど強い怒りを感じます。

七転八倒の戦いのすえ、
まんぺいさんの研究成果は正式に認められ
特許を取得することができて、大喜び。

最初は「これでひとり勝ちだ!」と舞い上がりますが、
妻のふくちゃんに諭され、やがて考え直します。

粗悪品が横行する状況は、よくない。
業界全体のことを考えて、特許を取得した技術を
無料で公開することを決めたのです。

けっきょく、それが功を奏し、
即席麺自体のイメージがよくなったことで
まんぺいさんの会社にも大きなメリットがありました。

いろいろな思惑がぶつかって、
イデアやつくったものを奪われそうと不安を感じたとき。
そこで戦わず、ポーンと手放して、

流れに身を任せようと考えるようにしています。

するとあら不思議。
一生懸命守ろうとしなくても、
いつの間にか、うまい具合におさまっているのです。
頑張ったことは、誰かが見てくれているものです。

 

全体をよくしようという広い視野を持つこと。
それが、めぐりめぐって自分にとってもハッピーな結果に結びつくということ。
いつも忘れないようにしたいです。