一億総作家時代
今回の個展のアーティストは、
プロの画家やイラストレーターではない。
美大や専門の学校に行ったわけでもない。
普通のお母さんです。
絵が好きで、ずっと昔は、絵本作家になるのが夢だったけど、
子育てと仕事で忙しくて
20年ほど絵筆を握っていなかったのだそう。
「一億総発信時代」。
先日の新聞記事にあった言葉だ。
誰もが発信できるようになったのはネット上だけど、
リアルの世界で、個展を開いちゃってもいい。
プロの画家でなくても、できる。
まさ出版が目指すのは、「一億総作家時代」。
宝くじに当たるような、一攫千金を目指すのではなく、
だれでも作家としてデビューするチャンスが、すぐそこにある。
あずちゃんは、自分の中に長い間眠っていた宝物を見つけたのです。
どうなったかって……?
彼女の人生は180度変わりました。
以前と今、同じ人なのだけど、
なんといっても、目の輝きが違います。
新しいおもちゃを見つけた子どもみたいに、キラキラ輝いています。
いま、仕事や育児の合間に
「どんな絵を描こうか」と考えるのが、
楽しくて楽しくてしかたがないそうです。
夢中になると、眠るのも、食べるのも、お風呂に入るのも
うっかり忘れちゃうときがあるのだとか。
あずちゃんが、これからどんなふうに羽ばたくか、
今からワクワクしています。
私のハッピーが、家族、友人、地域の人、全国、世界に広がっていきますように。