次世代型個別塾
子どもが通っている塾では、パソコンの「すらら」という学習システムで
授業を受ける。5教科すべてパソコンで勉強し、わからないところがあったら
先生に質問することができる。従来の「個別塾」とも「集団塾」とも違う
新しいシステムだ。パソコンなら自分のペースでできるから、
息子には、とても合っているようだ。
パソコンの勉強システムなら、家でもできるのではと思うのだけど、
家でしようと思うと、なかなかできないもの。
塾でみんなが勉強している場があることが重要で、やる気スイッチが入るようだ。
私が本づくりのセミナーを開いたとき、受講生の方が貴重な意見をくださった。
セミナーを受けて、方法は分かっても、実際に家にかえって実行する人は
ほとんどいない。授業だけではなく、
実際にやってみるワークショップを開いたほうがいい。
息子の塾と同じ。ノウハウの情報はある。
情報よりも、実行にうつす場、モチベーションを保つ場が
もっとも必要とされているのだ。
そこで考えた。
息子の塾と同じようなシステムで、『自分史えほんのつくりかた』講座を
開いてはどうだろう。
少人数で、つきっきりで教える「個別」でもない。
大人数の前で授業を開く「集団」でもない。
分かりやすいステップを示したテキストをつくる。
受講する方は、そのテキストに沿って、自分のペースで進める。
行き詰まったところがあったら、サポート役がアドバイスする、といったかんじ。
息子の塾のパンフレットには、「次世代型個別塾」と書いてあった。
これから、子供の教育も、大人の勉強も、この形式が増えていくのだろうな。