ゆめカフェができるまで           

今度はおぬしが夢を叶える番じゃ

小6のキャンプマスター登場

 

休日の森オフィスの打ち合わせは、お互いに子連れのことが多い。

今日は、9時にとどろきの森で、Iちゃんと打ち合わせ。

 

 

 Iちゃんは、3人の子供の母で、いつもは小1の末っ子を連れているのだけど、

今日は、小6の長男Yくんを連れてきた。

私とは初めて会う。

 

Yくんは、アウトドア一家に育ち、その道の英才教育(!)を受けただけあって、

Iちゃんにもまさる立派なキャンプマスターと、

ウワサには聞いていた。

 

ウツボもさばくし、薪わりはするし、

野生の木や植物、動物、虫にめっぽう詳しい。

 

今日は、飼っている蛇のエサを調達しに、お母さんの打ち合わせについてきたそうだ。

初めて来たという等々力の森をくるっと見渡して、

さっそく植物や木のなまえをつぎつぎに披露する。

 

「あー、いっぱい(餌が)ありそうだね」

「この木はね、ケヤキだよ」

「ああヨモギがたくさん生えてる」

「え、どこどこ?」

「ちょっと待ってて」

そういい置いて、さっさと収穫に出かけた。

 

戻ってきた、彼の抱えているものを見て驚いた。

 

素敵なヨモギのブーケが完成していた。

一抱えあるたくさんのヨモギ

等々力の森にあるヤシ科のシュロの葉でくるっと束ねて、おしゃれに結んでいる。

引っ張っても切れにくいシュロの葉は、

ロープとして最適なのだそう。

※滑り台を立ったまま駆け下りて(笑)、片腕を骨折中。片手と口を使って、器用に結んだらしい…

 

等々力森に自生しているハーブや小花を使って

ブーケをつくったら素敵だな。

 

そのあとも、彼の自然談義は、

1時間以上も続いた。

なかなか打ち合わせに入れない。

 

これは椿の種、油がとれるんだよ。でも今は時期がだめ。秋になるといい油がとれる。

ああ、あれは、くまんばち、じっとしてれば刺したりしないよ。スズメバチはね、やばいからそーっと離れる。蜂に刺されたときは、ハリを抜くと毒が入っちゃうから、カードとかでサッて、こんなふうに、こそぐようにとるといいんだって……etc.

 

小6のワークショップ講師、発見。

 

ちなみに、その知識は、誰から習ったの?

てっきり両親から教わるのかと思ったら

もっぱらYouTubeの動画が先生なのだとか。

うつぼのさばき方も、刺身の作り方も、

ぜんぶ教えてくれる。

 やっぱり、今の時代、興味のあることは教室に行かなくとも学べるのだ。

 

 今日は、仕事のことを話すはずだったんだけど、

自然観察教室になりました。