ゆめカフェができるまで           

今度はおぬしが夢を叶える番じゃ

『森のようちえん』毎日同じ森に出かける、というスタイル

 

『森のようちえん』石亀泰郎著(宝島社)

という本を読んだ。

 

ーーー自然豊かな場所で子供を保育する 「森のようちえん」。

年間を通して、定期的に同じ森へ出かけ、自然のなかで子供の自主性を

大切にした保育を行う。

たいてい決まった場所で活動し、寒い日も暑い日も雨の日も雪の日も、

よほどの荒天ではないかぎり活動する。

同じ場所に年間を通じて出かけると、

四季折々の自然の変化やリズムを知ることができる。

五感を働かせて自然の動きを感じ取ることができる。

 

1950年代にスウェーデンデンマーク、ドイツで生まれ、世界中に広がった。

日本では2005年から、森のようちえんの関係者たちが集う

「森のようちえんフォーラム」が始まったーーーーー

 

我が家では、子どもが生まれてから、

「森のようちえん」ならぬ「森のがくどう」をスタートした。

 

保育園がお休みの土日祝日は、ほぼ毎日、等々力公園に出かける。

雨の日も、ちょっとやんだすきに、出かける。

 

我が家には車がないし、家族全員、ものすごく出不精なので、

必然的に同じ場所ばかり、という今のスタイルになった。

 

たまには、他のところへ出かけたほうがいいかなと思っていたのだけど、

『森の幼稚園』を読んで、それでいいのだと思えた。

同じ場所へ出かけるからこそ、

日々の自然の変化に気づける。

本当に、毎日違う。

刻一刻と、移り変わっていく様子がおもしろい。

 

森という場所が大好きで、

森の空気と音が大好きで、

森でどんなことができるか、

我が家ならではの森スタイルを模索している。