ゆめカフェができるまで           

今度はおぬしが夢を叶える番じゃ

夢見ヶ崎動物公園絵本プロジェクト 製本進行中(あいかわらず珍道中)

絵と文が出来上がれば、絵本はできたも同然と思っていたけれど、

最後の最後に一番大きなヤマが残っているとは。

この一年の中で、もっとも大変だったのは何かと聞かれたら

間違いなく、この1か月を挙げるでしょう。

 

絵と文を絵本の形にする。

デザインと製本を、商品のレベルに仕上げる。

関係各所&クライアントとの最終調整。

 

ほうぼうとの調整で、つねに電話でしゃべりっぱなしです。

今までは、文章を書いたら、編集者に渡して、仕事は完了。

数か月後に、きれいな誌面になって届きます。

 

今回の経験で、

本が完成するまでには、

文章を書く以外に、どれほどの多くの人の手と労力がかかっていたか、

身にしみて分かりました。

いままで、分かっているつもりでいましたが、

知っているのと、やってみるのでは、大違い。

あらためて、感謝の念がわきました。

 

昨日も、えーーーー!!というような

大修整が発生してしまい、

イラストレーターとデザイナーになんて説明しよう……と

途方にくれてしまいましたが、

一晩寝て、前に進むのみ、と腹をくくりました。

そして、なんとか道筋が見つかりました。

 

失敗だらけで、へとへとですが、ゴールまであと少し、

みんなで手を離さずに、たどりつきたいと思います。