ゆめカフェができるまで           

今度はおぬしが夢を叶える番じゃ

くじらの赤ちゃん

 かながわ県のたよりの今月(2018年11月)の特集が、「かながわプラごみゼロ宣言」でした。

 この半年、「プラごみ」という文字を見るたびに、ぴこーん!とアンテナにひっかかるので、今月の特集はすぐに目に入りました。

 2018年夏、鎌倉市由比ガ浜シロナガスクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、胃の中からプラスチックごみが発見されたことが、紹介されていました。

 インターネットですぐに調べました。このクジラの赤ちゃんは、まだ生後6カ月で、母乳だけを飲んでいた、人間でいえば「乳児」。偶然飲み込んでしまった「誤飲」だろうということでした。

 

 記事には、赤ちゃんクジラのことだけが紹介されていましたが、私は、そばに寄り添っていたであろうお母さんクジラのことを思い、涙があふれました。同じ小さな子をもつ母として、人ごととはどうしても思えなかったのです。

 

 おととい11月28日の日本経済新聞の記事では、「タイ沖に打ち上げられたクジラの胃から80枚のレジ袋が見つかった」というニュースが掲載されていました。

 

 今年夏から、キリヌキを続けてきたプラごみに関するたくさんの新聞記事を前に、「もう見ないふりはできない」という思いが、静かにこみあげてきました。