ゆめカフェができるまで           

今度はおぬしが夢を叶える番じゃ

【3】絵本でひろがる〈プラごみゼロ〉の輪③『くじらの母子の物語』@由比ガ浜

本作りを「ナリワイ」にする

自分たちの生活の充実をはかりながら、それを拡張してナリワイをつくっていく。伊藤洋志さんは、床張り、結婚式、モンゴルツアーなど、自分の生活の中にもともとあるタネを、ひとつひとつナリワイに育てていった。 私の生活の中にもともとあるもの。本づくり…

コンセプトを決める

くじらの絵本の装丁に取りかかることなり、まさ出版のロゴをそろそろ決めなくては、と思い立った。 ロゴというものは、ただなんとなくマークをつくればいいというものではなくて、コンセプトとかスローガンを象徴したものだよね。ということは、ロゴをつくる…

タラブックスの「ハンドメイド絵本」

「アートのような絵本」あずの言葉を思い出して、一冊の本を手に取った。 『タラブックス~インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる~』玄光社 インドにある出版社、タラブックス。機械であっという間に製本できる今でも、美しいハンドメイドの絵本を…

原画展で実行したいこと その①輪島の海を守るために今できることプロジェクトを立ち上げる

『革命のファンファーレ』という本を読んでから、 著者である西野亮廣さんが私のメンターになった。 ひとこと、ひとことがズシーンと響く。 行動しようと思わせてくれる。 で、昨日久しぶりにふと思いだした。 そうだ、西野さんってブログ書いてないのかな。…

英訳版をつくる

くじらの絵本の英訳版をつくる。 これは、制作をスタートしたときから考えていたことだ。 プラゴミは、日本だけじゃなくて世界的な問題だから、外国の方にも手にとってもらいたいと思っていた。 さらに、母の気持ちを描いた絵本なので、英語訳は、プロの翻訳…

『Crystal Blue ~message of whale~』

動物たちのふるさと、美しい海を守り伝えたい 『Crystal Blue ~message of whale~』 作/まさ 絵/あず【まさ出版】 2018年夏、神奈川県鎌倉市の由比ガ浜で、シロナガスクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、胃の中からプラスチックごみが発見されました。 こ…

絵本のプロモーション~プラゴミをテーマにした本の読書感想文~

娘2号の学校で、読書感想文の宿題が出た。どの本を選ぶか悩んでいたので、くじらの絵本の資料として購入したプラごみ関連の本を渡した。 読書感想文の宿題は、どの学校でもある。わざわざプラゴミの本を読みなさいと言ってもなかなか手にとってもらえないけ…

夢見ヶ崎から環境の大切さを発信しよう!プロジェクト

プラごみによる海洋汚染を親子で考える絵本『Crystal Blue ~message of whale~』を、 まもなく公開します 夢見ヶ崎から環境の大切さを発信しよう!プロジェクト 動物たちのふるさと、美しい海を守り伝えたい 昨年、夢見ヶ崎動物公園を舞台にした絵本『ゆめ…

タラブックスのような美しい絵本を販売する「シルクスクリーン」「手漉き紙」「和製本」

2019.6.16 今日は、家族でピヨちゃんのお墓参りをして、いつものように、等々力公園を散歩した。 川崎市市民ミュージアムの入り口で、パンフレットをなにげなく眺めていると、「版画アトリエ開放」という文字が目に入った。 シルクスクリーンのアトリエを一…

等々力公園のパラアートを絵本の帯にする

2019.6.16(日)等々力公園の陸上競技場は、オリンピックパラリンピックに向けて工事中。工事中の壁に、昨年、素敵なアートが登場した。 「かわさきパラムーブメント」の一環として地元の子どもたちや障がい者の人たち、プロアーティストが協力して…

くじらの絵本を「デジタル絵本」にして出版する

2019.6.16(日) 「デジタル絵本を出版する」昨日、思いついた。 夢見ヶ崎の絵本では、いろいろなタイプの製本を試みた。 ①A5サイズの絵本 ②ハードカバー ③紙芝居 ④大型絵本、⑤A3一枚えほん これは、役所とタッグをくんだからこそできたこと。く…

絵本のプロモーション~6つのアイデア~

絵本でひろがる区民の輪 『ゆめみがさきのふしぎにゃとんねる』 プロモーションの6つのアイデア ~親子で物語の世界を楽しもう!プロジェクト~ ☆昨年の課題をふまえ、地域の資源を活用したプランです☆ まさ出版では、「地域を舞台にした絵本シリーズ」の続…

「リサイクル」より「リデュース」

2019.5.12(日)「リサイクル」より「リデュース」 夜のテレビ番組で、アメリカのプラゴミリサイクル工場が出ていた。昨年1月に中国のプラゴミ輸入がストップしてから、アメリカ国内にプラゴミがあふれている、という内容だった。映し出された映像…

「ガラス瓶ランプ」のアーティストを発見!

2019年5月23日(木) 今朝、保育園へ娘を送ったときのこと。教室に入ったとたん、M先生の声が聞こえた。 「はい、みなさーん、今日はケン先生が保育園に来てくれます。ケン先生は、瓶の中に……」 えぇっっ、なんですと!! ここで、耳がダンボになった。娘…

EPILOGUE ~絵本で広がる〈プラごみゼロ〉の輪~

絵本で広がる〈プラごみゼロ〉の輪 今、世界中で大きな社会問題となっているプラスチックごみによる海の汚染。とくに、5ミリメートル以下の「マイクロプラスチック」による汚染は、全国の河川にも広がっていることが分かっています。 2018年夏、神奈川県鎌倉…

2019年7月(予定)原画展を開催します

プラスチックごみ問題を親子で考える絵本 『Crystal Blue ~message of whale~(仮)』 の完成を記念して、 原画展を開催します。 会期:2019年7月予定 時間:10時~17時30分 場所:髙願寺至心學舎 〒211-0051神奈川県川崎市中原区宮内4丁目3−…

ガラス瓶の良さを知る

シャンプーとリンス、食器用洗剤、ハンドソープの瓶を プラスチック製からガラス瓶に変えました。 外国製の美しいブルーのガラス瓶。まるでオブジェのよう。 それだけで、キッチン、洗面所、お風呂の 雰囲気がぐっとセンスよく変わりました。 ガラスの瓶とい…

神奈川県「トライ! マイエコ10宣言」

「かながわプラごみゼロ宣言」 神奈川県が、プラスチックによる海洋汚染を防ぐため、16の「プラごみゼロ宣言」を発表しました。 まさ出版では、自分たちにできることとして プラごみの問題を分かりやすく知ってもらう絵本を制作しています。 下の16のア…

『Crystal Blue~Message of Whale~』美しい海を守り、伝えたい

絵本のタイトルって、ふだんは何気なく目にしていますが、 自分で考えるとなると、 これが、ものすごーく悩みます。 くじらの親子の物語 タイトルをいろいろ考えました。 まず、最初からイメージしていたのは、英語のタイトルにしようということ。 これまで…

浄水器でペットボトルのごみを減らす

浄水器を使い始めました。 ペットボトルのごみを減らせるからです。 もともと、マンションに備え付けの浄水器があるのですが、 年一回のカートリッジの交換が面倒で、 ついついほったらかしに。 もう5年以上、使用していませんでした。 こんなに長い間、使…

母子くじらの物語をつくろう

くじらの物語の1場面には、 密かに、私のある思いがこめられています。 4年前の今日、 大切な妹の、大切な息子が、亡くなりました 乳幼児突然死症候群 前日の夜まで元気だったのに、 なんの前触れもなく、本当に突然、 朝起きたら冷たくなっていたそうです…

レジ袋がなくなったら、ごみは何に入れて出す?

友人がこんなことを言いました。 レジ袋の有料化のニュースを聞いたとき、 まず思ったのは、 「レジ袋がなくなったら困る」ってことだったのよね。 だって、おうちのごみ袋は、スーパーでもらった レジ袋を使っているから。 ごみに出すときは、有料のごみ袋…

人間のせいでこんなことになっちゃって……

2019年1月6日(日) MIHOKOさんが、夢見ヶ崎動物公園からかけてきた電話で こう言った。 あ、あとね、私この前言い忘れていたことがあったの。 次男に頼まれて、何気なくクジラを見に行って、 それで、そのときは何気なく動画を撮ってたんだけどね。 …

くじらの赤ちゃん

かながわ県のたよりの今月(2018年11月)の特集が、「かながわプラごみゼロ宣言」でした。 この半年、「プラごみ」という文字を見るたびに、ぴこーん!とアンテナにひっかかるので、今月の特集はすぐに目に入りました。 2018年夏、鎌倉市由比ガ浜でシ…